-- カブトムシとミミズに助けられるプランター果樹園 --
イチジクのプランター(鉢)栽培

イチジクは簡単だ、放置でいいんだ、
と思ってたけど大きな間違いでした。




更新履歴 




苗の入手
タイプ 入手方法
ドーフィン
Dauphin
2017年(だったと思う)
 種苗会社さんの正月の企画で「果樹の福袋」の果樹苗木7種内の1本
2022年、2017年購入の剪定枝にて挿し木1株
2023年、2017年購入の剪定枝にて挿し木1株
2024年、2017年購入の剪定枝にて挿し木5株
(2025年、2024年挿し木の1株を里子に出す)
ビオレ・ソリエス
Viollette de sollies
2024年7月
 ユーチューブで知ったイチジク苗の生産業者さんのショップで購入
 ぶっちゃけ、育苗会社さんより安い。
ホワイトイスキア
White Ischia
2024年8月
 ビオレ・ソリアスと同じ業者さんから購入
 作り手が見えるのは、なんとなく安心する、そして何より値段が良心的
ロングドゥート
Longue d'aout
2025年4月
 ホームセンター・コメリさんの果樹苗予約販売で購入
 安いからよかったのだが、当たり前の話で地植え用の棒苗だった
ネグローネ
Negronnet
2025年4月
 ホーメセンター・コメリさんの果樹苗予約販売でロングドゥートと同時に購入
 これも地植え用の棒苗

・挿し木で増やす
折れた枝、春先に選定した枝を挿し木にした。
意外に簡単に根が張り成功するが、調子こいて作っていると後の始末(置き場がない!!)に困るから要注意。

用土
以前はプランター残土や畑の土に適当に腐葉土を混ぜて使っていた。
最近はユーチューブで見た栽培農家さんのブレンドを真似ている。
 ・赤玉土 50%以上
 ・腐葉土 20%程度
 ・カブトムシとハナムグリの腐葉土(腐食土?) 20%程度
 ・ココピート(残っていれば)、軽石を少々

下記は2025年からベースにしている土の配合
ピートモス、自作腐葉土が手元にない場合は市販の腐葉土を増量している。
もし手に入るなら、赤玉と鹿沼は硬質の方がよい。

用土 配合
赤玉土中粒 4
鹿沼土中粒
軽石小粒
ピートモス
自作腐葉土

肥料
使ってるのは、油かす、固形の発酵油粕骨個入、鶏糞、IB化成の3種類、あと有機石灰。
有機石灰は牡蠣殻を使っていたが、卵の殻も使いだした。

卵の殻は1日に1個は確実に出るし、それなりに肥料効果が有るのに捨てるのはもたいない。
殻の内側を軽く洗い流して天日干しし、可能な限り細かく握りつぶして使用、雑菌なんて気にしない。
完全に乾燥させれば、殻の内側の膜は潰している時に風で飛んで行く。

基本は有機栽培なんだけど、春先の芽吹く時にはIB化成を規定量与え、その上に油かすを適量乗せている。
休眠から覚め、いっきに葉っぱが出るのでそれなりにパワーが必要かと思って。

以降は状態をみて発酵鶏糞をパラパラと少量巻いている。
実を美味しくするためにアミノサン肥料を使うといいらしいが、使ったことない。

実を取りつくしたあとの礼肥えは、全面的にIB化成をIB化成を(袋に記される)指定量与えている。
それで1年間の施肥は終了。

2025年から鉢替えなどの場合、マグァンプの中粒を規定量の2/3程度を底土に混ぜて入れている。
肥料切れ防止になるし、木の成長もいいみたいだ。
あと、春の肥料が切れた後には鶏糞の代りに化成肥料のプランティアと油かすを与える場合も有る。
プランティアにはいろいろな肥料分が含まれていて、木にいいのではと思う。

鉢栽培では肥料分が流失してしまうことも考えておかないとね。

冬越し
イチジクは丈夫だ。
寒さには弱いらしいけど、特になにもせずにほったらかし状態。
霜にあたっても、鉢の土が凍ってカリカリになっても、そのまま。
でも、さすがにそれはと思い、鉢を梱包材のプチプチで巻き北風や冷気が直に当たらない様にしている。
最近は、防虫ネットでの霜よけもしている。

水は、かなり乾いていれば天気がいい午前中に与えている。

宿敵・カミキリムシ
宿敵のカミキリムシに幹をボロボロにされても頑張ってる。

貴奴は幹のてっぺんで、「この木は俺の縄張りだ〜!!」って顔して辺りを見まわしていた。
まさか卵を産み付け、幼虫が幹の中を食い散らかすなんて知らなかったんで、よくカミキリがくるなぁ・・と思い
ごくろうさん・・・ってな感じで観察してた。
ちなみに現在は、「おのれ上野介〜」状態で、踏みつけても簡単に潰れない丈夫な奴である。